データ保護とバックアップの安全対策のポイント
バックアップが役に立つのは、新しく、PC とは別の場所にあり、同じ事故の影響を受けず、復元できると確認されている場合だけです。このヒント集では、違いを生む習慣を取り上げます。バックアップの頻度、複数のコピーの保持、ランサムウェアへの備え、アカウントの保護、復元テストなどです。各ヒントはまず一般的なアドバイスとして示し、Tornova Backup に固有の動作がある場合はその旨を記します。
1. 失う分を許容できる頻度でバックアップする
やり直せる作業量はどのくらいかを考えます。午後いっぱいなら、毎日のバックアップが適切です。数分なら、より頻繁にバックアップするか、作業セッションの終わりごとにバックアップを実行しましょう。自動バックアップなら、覚えておく必要がありません。
2. 複数のコピーを、複数の場所に保管する
広く使われている 3-2-1ルールは、データのコピーを3つ持ち、2種類の異なる保存媒体に置き、1つはオフサイト(遠隔地)に保管する、というものです。オフサイトのコピーにはクラウドバックアップがよく使われ、手元ですぐ使えるコピーには外付けドライブが使えます。家庭や小規模オフィスでの例は3-2-1ルールとは?PCと小規模オフィスの実践例をお読みください。
Tornova Backup(機能をご覧ください)はオフサイトのコピーです。元のファイルを削除してよい理由にはならず、オフラインでも手放せないデータのローカルコピーの代わりにもなりません。
3. ランサムウェアには、被害に遭う前に備える
ランサムウェアはファイルを暗号化またはロックして、金銭を要求します。優れたバックアップがあれば、支払わずに復元できますが、それは、バックアップがマルウェアの手の届かない場所にあり、感染前の正常なバージョンが残っている場合に限ります。システムを最新に保ち、添付ファイルやダウンロードに注意し、感染した PC から上書きできないバックアップを、少なくとも1つ保持してください。
バックアップにできることを現実的に捉えてください。バックアップは復旧の助けにはなりますが、感染を防ぐものではありません。Tornova は現時点ではランサムウェアを検知もブロックもしません。クラウド上のコピーを PC とは別に保持し、バージョン管理(世代管理)をオンにすればファイルの以前のバージョンを最大3・10・50バージョンのいずれかの数まで保持でき、PC からファイルが消えたというだけでクラウドのデータを削除することはありません。ランサムウェア対策とバックアップをご覧ください。
4. バックアップだけでなく、復元をテストする
緑のチェックマークはデータが送信されたことを示すだけで、読み戻せることは復元して初めてわかります。重要でないファイルを1つ選び、新しいフォルダーに復元して、開いてみてください。数か月ごとに、また保護する対象を変えたときにも繰り返してください。手順はWindows のバックアップと復元にあります。
5. バックアップを管理するアカウントを守る
- 長く、他では使っていない固有のパスワードを使いましょう。できればパスワード管理ツールで管理するのがおすすめです。
- 二段階認証(MFA)が提供されている場合はオンにしましょう。Tornova は、任意の認証アプリ(TOTP)による認証に対応しており、これは復元の保護にもなります。
- Tornova は tornovabackup.com からのみダウンロードしてください。あわせてバックアップソフトのダウンロードは安全?確認項目もお読みください。
- Organization では、必要な権限だけをユーザーに付与しましょう。Tornova では、バックアップ権限と復元権限は別で、組織管理者は Restore Lock を使えます。
6. 暗号化が何をして、何をしないのかを理解する
通信時の暗号化は、データが移動している間を保護し、保存時の暗号化は、保管されている間を保護します。鍵を持つのがご自身だけであるクライアント側暗号化は、保護のレベルが異なり、それぞれにトレードオフがあります。Tornova は現在、通信時と保存時にデータを暗号化しています。クライアント側暗号化は提供予定ですが、現在は利用できません。バックアップの暗号化を解説では、どの事業者にも使える見極め方を紹介しています。
7. 削除したファイルと古いバージョンの保持期間を知る
どのバックアップサービスにも、削除されたファイルや以前のバージョンに関する規則があり、その内容は大きく異なります。必要になる前に、お使いのサービスの規則を確認しておきましょう。Tornova では、PC 上でファイルを削除してもクラウド上のコピーは削除されません。クラウドから削除したバックアップデータは、1日間 Tornova のごみ箱(Trash)に残ります。バージョン管理は任意です。詳細はバックアップのバージョン管理とごみ箱のしくみにあります。
8. 限界を正直に認める
- どんなバックアップにも保証はありません。何層も重ねれば危険は減りますが、なくなりはしません。
- バックアップが復元できるのは、含まれているものだけです。選択されなかったファイルや、他のプログラムが開いていたためにスキップされたファイルは、そこにありません。
- Tornova は、Windows のファイルとフォルダーを保護します。システム全体のイメージは作成しません。
- 結果を確認してください。何週間も静かに失敗し続けているバックアップは、何も守っていません。スケジュールだけでなく、ステータスを読みましょう。
よくある質問
クラウドバックアップを安全にするものは何ですか?
通信時と保存時の暗号化、ストレージへの管理されたアクセス、二段階認証などのアカウント保護、復元の別個の権限を確認してください。バックアップの安全性は、強力なパスワード、復元のテスト、複数のコピーといったご自身の習慣にも左右されます。Tornova が行っていることは、バックアップの暗号化を解説で正確に説明しています。
どのくらいの頻度でバックアップすべきですか?
前回のバックアップ以降の作業をやり直すことが許容できる頻度です。多くの方には毎日が適しています。重要な作業中は、より頻繁にバックアップしてください。
クラウドバックアップだけで十分ですか?
多くの方にとって、クラウドバックアップは確かなオフサイトのコピーになります。ローカルのコピー(外付けドライブ)をもう1つ持てば、速度と独立性が加わります。3-2-1ルールをご覧ください。
ランサムウェアはクラウドバックアップを暗号化できますか?
サービスと、PC の接続のされ方によります。以前のバージョンを保持し、二段階認証などのアカウント保護を使い、PC から継続的に書き込める状態にないコピーを1つ保持してください。
Tornova はバックアップを暗号化しますか?
はい。通信時と、クラウドストレージでの保存時に暗号化します。鍵を持つのがご自身だけであるクライアント側暗号化は提供予定ですが、まだ利用できません。
バックアップが実際に機能しているかどうか、どうすればわかりますか?
ファイルを復元して開いてみてください。数か月ごとに、また保護する対象を変更したときにも繰り返してください。
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